韓国では…レキット・ベンキーザーは東洋化学工業という酷い企業を買収してしまったということか?
加湿器殺菌剤事件、元オキシー代表ら4人拘束=韓国 | Joongang Ilbo | 中央日報
2016年05月14日14時04分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
加湿器殺菌剤死亡事件の加害企業の関係者らが14日、初めて拘束された。政府が加湿器殺菌剤による被害を公式発表してから5年目だ。市場に流通した一部の加湿器殺菌剤には人体安全基準値の160倍にのぼる毒性物質が含まれていたことが分かった。
ソウル中央地裁はこの日、業務上過失致死傷の容疑でオキシー・レキット・ベンキーザー(オキシー)のシン・ヒョンウ元代表(68)とキム元研究所長、チェ元研究員、バタフライエフェクトのオ元代表の4人に対する拘束令状を発行した。チョ・イヨン令状担当部長判事は「証拠隠滅のおそれがある」と発行理由を説明した。
シン元代表らオキシー側の3人は2000年10月、毒性物質ポリヘキサメチレングアニジン塩酸塩(PHMG)が含まれた殺菌剤の有害性と吸入毒性実験の必要性を知りながらも、これを無視して製品を販売したことが調査で分かった。政府が確認したオキシー製品の被害者は177人(死亡70人)。
シン元代表は1991年から2005年まで東洋化学工業(現OCI)の生活用品事業部(オキシー)代表を務めた。2001年にオキシーが多国籍企業レキット・ベンキーザーに売却された後にも4年間、代表を引き受けた。その後、2010年にエンジン添加剤「ブルズワンショット」を製造・販売するブルズワンの株式42.93%を取得し、現在は同社の副会長。
特に、バタフライエフェクトのオ元代表が販売していた殺菌剤「セピュ」には毒性物質の塩化エトキシエチルグアニジン(PGH)が人体安全基準の160倍含まれていたことが確認された。この製品は2008年に初めて製造、2年以上にわたり販売され、27人(死亡14人)の死傷者を出した。
一方、加湿器殺菌剤の被害者と50余りの市民団体が10-16日を「オキシー集中不買運動期間」に決めたが、大型マートは依然としてオキシーの製品を販売していることが分かった。現在、ロッテマート、イーマート、ホームプラスなどソウル市内の大型マートでは漂白剤や除湿剤など約10種類のオキシー製品が販売されている。消費者はもちろんコンビニ・デパート・大学までがオキシー不買運動に参加しているのとは対照的だ。大型マート側は「追加発注は中断するものの、供給会社側とすでに契約が終わった在庫物品は消耗するまで販売する」という立場だ。
韓国 多数死亡の殺菌剤 製造企業の元社長ら逮捕 | NHKニュース
5月14日 17時55分
韓国で、加湿器に使う殺菌剤に含まれていた有害物質が原因で多くの乳幼児や母親などが死亡した問題を巡り、韓国の検察は殺菌剤を製造した企業の元社長ら4人を業務上過失致死などの疑いで逮捕しました。
この問題は、韓国で2001年から2011年にかけて販売された加湿器用の複数の殺菌剤に有害な化学物質が含まれていたもので、多くの乳幼児や母親などが吸い込み、韓国政府は、これまでに221人が被害を受け、そのうち95人が死亡したとしています。
捜査を進めている韓国の検察は問題の殺菌剤を製造、販売した企業でイギリスに本社がある日用品メーカー「オキシー・レキット・ベンキーザー」の韓国法人の元社長、シン・ヒョンウ(申鉉宇)容疑者や元幹部2人、それにすでに廃業した別の殺菌剤メーカーの元社長の合わせて4人を14日未明、業務上過失致死などの疑いで逮捕しました。この問題で企業の関係者が逮捕されたのは初めてです。
検察は、これら2社が原料の安全性を検査せずに殺菌剤を製造したり、問題が発覚したあと有害物質を使っていたことを示す証拠を隠滅したりした疑いがあるとして、元社長らに対する調べを進めています。
この問題では「オキシー」社側から金を受け取って、「殺菌剤の人体への影響は明確ではない」とする企業側に有利な報告書をまとめた疑いなどでソウル大学の教授も逮捕されています。
被害拡大の理由は
最も大きな被害を出した加湿器用の殺菌剤に含まれていた有害な化学物質は、PHMG=ポリヘキサメチレングアニジンで、韓国では90年代にカーペットなどの抗菌剤として使用が認められました。
2001年に「オキシー・レキット・ベンキーザー」が加湿器用の殺菌剤に初めて使い、ほかのメーカーも導入していったということです。この際、メーカーは健康への影響を事前に十分調べていなかったと疑われています。
加湿器に、こうした殺菌剤を使う理由について、メーカー側は何もしなければ加湿器の水の中で細菌が繁殖し、細菌を含んだ蒸気が出てしまうとして、安全のため、殺菌剤を使うよう宣伝していました。
有害な化学物質を含んだ殺菌剤は、健康被害との関連が医師たちによって指摘され、問題が発覚する2011年までおよそ10年販売が続けられました。この製品は日本では販売されていません。
PHMG 人体への影響は
加湿器用の殺菌剤に含まれていた有害な化学物質、PHMG=ポリヘキサメチレングアニジンを長期間にわたり、大量に吸い込むと肺の中にある肺胞という細胞が硬化して酸素を取り入れることができなくなり、呼吸困難のため、ひどい場合は死に至ります。患者の中には呼吸困難が続き、常に酸素ボンベを手放せないなど、深刻な後遺症に苦しんでいる人もいます。
また、韓国のメディアは、ほかのメーカーの殺菌剤には別の有害な化学物質が含まれ、これによって、内臓疾患などを引き起こした可能性もあると指摘しています。
「家の中のセウォル号事件」
政府への批判も高まっています。政府が今回の問題に迅速に取り組んでいれば、被害を大幅に減らすことができたとして、おととし、韓国南部で旅客船セウォル号が沈没し、修学旅行中だった高校生など300人を超える犠牲者を出した事故になぞらえ、「家の中のセウォル号事件」と呼ぶ声も上がっています。
事態を重く見た韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領は先月28日に開いた閣議で、「多くの方が被害に遭い、特に幼児が命を失ったことは非常に残念だ。関係機関は、この事件を徹底的に調査し、被害者たちが救済を受けられるよう必要な措置を取ってほしい」と指示しました。
韓国 殺菌剤問題 大学教授を逮捕 | NHKニュース
5月8日 22時55分
韓国でかつて、加湿器に使う殺菌剤に含まれていた有害物質が原因で多くの乳幼児などが死亡した問題を巡り、検察は、殺菌剤を販売していた企業から現金を受け取り、企業側に有利な報告書をまとめた疑いなどで、大学教授を逮捕しました。
この問題は、韓国で2001年から2011年にかけて販売された加湿器用の複数の殺菌剤に有害な化学物質が含まれ、これを吸い込んだ多くの乳幼児や母親などが肺を損傷する被害を受けたものです。
韓国政府は2011年に殺菌剤と肺の損傷との因果関係を認定し、これまでに221人が被害を受け、そのうち95人が死亡したとしています。
韓国の検察は7日夜、殺菌剤を製造、販売した企業の1つでイギリスに本社がある日用品メーカー「オキシー・レキット・ベンキーザー」側からおよそ1200万ウォン(日本円で110万円相当)を受け取って、殺菌剤の人体への影響は明確ではないと企業側に有利な報告書をまとめた疑いなどで、ソウル大学獣医学部の56歳の男性教授を逮捕しました。
検察によりますと、この教授は動物実験の結果について、企業側に有利なようにデータを改ざんした疑いもあるということです。
一方、韓国の公共放送=KBSによりますと、逮捕について、教授側は、企業側がデータの中から有利な結果だけを勝手に利用したものだなどとして容疑を否認しているということです。
↓2016-05-21追記。
100人超死亡の消毒剤事件、謝罪したオキシー・レキットベンキーザーのアタル・サフダール代表に平手打ち 韓国
追記おわり。
一方日本では…レキット・ベンキーザー・ジャパン社の食洗機向け洗剤「フィニッシュ」がスーパー等で売られているが、裏を見たら「製造:韓国」。
【フィニッシュ】 パワー&ピュア (食洗機専用)|製品情報|公式サイト|RB
洗浄力 99.9%除菌 *1
*1 パウダー製品のみ。庫内も99.9%除菌。韓国分析技術研究所で大腸菌・サルモネラ菌の培養液にフィニッシュの水溶液1.5g/Lを入れて20分間放置した結果。(すべての菌を除菌するわけではありません。)
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韓国製造だと(食品等で既に多数の実績がある)成分偽装とかおかしな成分検出とかありそうで、使ってる人の気が知れない。
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