2016年5月10日火曜日

トランスジェンダーのトイレ使用、米で法廷闘争に 政府と州

かげぺんBlog: 女装客が入るトイレは男性用?女性用? 秋葉原のビルのトイレで示された「解決策」とは

の続きになるんだと思います多分。

トランスジェンダーのトイレ使用、米で法廷闘争に 政府と州  :日本経済新聞

2016/5/10 10:16

【ワシントン=芦塚智子】トランスジェンダー(出生時の性と自身の認識する性が一致しない人)のトイレ使用を巡り、米政府と州政府が法廷で対決する。出生時の性別に応じたトイレや施設を使うよう義務付けた南部ノースカロライナ州の州法について、米司法省が性別による差別を禁じた連邦法に違反するとして執行停止を要求。同州と同省は9日、互いを相手取り訴訟を起こした。

ノースカロライナの州法は今年3月に成立。トランスジェンダーへの差別として、人気歌手が同州での公演を中止したり、企業が投資計画を撤回したりするなど抗議運動が広がっている。

同州のマクローリー知事は声明で「オバマ政権は政府機関や企業に、男性が女性の更衣室やトイレ、シャワー室を使うことを容認すべきだと言っている」と批判。司法省の要求からの「救済」を求める訴えを連邦地裁に起こした。

これに対し、司法省は公民権法などに基づいて同州法の執行差し止めを求めて提訴。リンチ司法長官は、同州への連邦補助金の削減も辞さない考えを示した。

米ノースカロライナ州の「トイレ法」で訴訟応酬 - 社会 : 日刊スポーツ

[2016年5月10日10時10分]

心と身体の性が異なるトランスジェンダーの人々に対し、公共のトイレを使う際は出生証明書と同じ性別のトイレを使うよう義務付けた米南部ノースカロライナ州の州法(通称トイレ法)について、米司法省は9日、性的差別を禁じた公民権法に違反することの確認と、執行停止を求める訴訟を連邦地裁に起こした。

一方、マックロリー州知事(共和党)も同日、違法性がないことの確認を求める訴訟を提起し、連邦政府と州による異例の訴訟の応酬となった。

リンチ司法長官は9日記者会見し、3月に成立したトイレ法について「州主導の差別」だと厳しく批判。州に対する連邦政府の支出を一部削減する可能性にも言及した。

知事らは、女性用のトイレで性的暴行事件が起きることを防ぐ狙いがあるなどと主張してきたが、経済界からは批判が相次ぎ、事業見直しの動きも起きている。

音楽界からも、ビートルズ元ドラマーのリンゴ・スターさん、ロック歌手ブルース・スプリングスティーンさんらが反発し、州内での公演を中止している。(共同)

米の「トイレ論争」激化 ノースカロライナ州、政府と訴訟合戦 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

2016年05月10日 09:48 発信地:ワシントンD.C./米国

米首都ワシントンのコーヒーショップにある、性別に関係なく利用できるトイレ(2016年5月5日撮影)、(c)AFP/MANDEL NGAN

【4月10日 AFP】米南部ノースカロライナ(North Carolina)州知事と米政府は9日、トランスジェンダー(性別越境者)の公衆トイレ使用を制限する同州の法律をめぐり、訴訟合戦を開始した。米国のトランスジェンダーの権利をめぐる論争は、激化の一途をたどっている。

同州では3月23日、トランスジェンダーの人々に対し出生証明書に記載されている性別に合わせたトイレを使用するよう義務づける法律が成立。これに対し、全米から怒りの声が上がっていた。

同法に対しては、活動家らに加え、著名ミュージシャンや大手企業などが相次いで反対を表明し、同州で予定していた公演や投資計画を次々と中止した。だが支持者らは、同法は性犯罪者から女性を守ることを意図したものだと主張している。

同州のパット・マクロリー(Pat McCrory)知事は9日、同法を守るために米司法省に対して訴訟を起こし、連邦裁判所に決定をゆだねた。

これに対し司法省は、同法は公民権法に違反するとして反訴。ノースカロライナを地元州と呼ぶロレッタ・リンチ(Loretta Lynch)司法長官は、同法を「州が支援する差別」だとし、米国でかつて存在した人種差別法や同性婚禁止措置になぞらえた。

米国では、連邦最高裁が昨年に全米で同性婚を合法化して以来、反LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)的な動きが活発化しており、平等な権利をめぐる議論が広がっている。(c)AFP/Olivia HAMPTON

次記事は少し古め。

「トイレ法」米で激論…オバマ氏は「LGBT差別」と批判 大統領選候補も二分「好きな所を」「常識で」(1/2ページ) - 産経ニュース

2016.4.24 00:30更新

【ワシントン=加納宏幸】同性愛者や性転換者ら性的少数者(LGBT)に出生証明書と同じ性別のトイレを使うよう求める米南部ノースカロライナ州の州法「HB2」(通称・トイレ法)について、オバマ米大統領は22日、LGBTに対して「差別しているという合図を送ることになる」と批判した。ロンドンでのキャメロン英首相との共同記者会見で述べた。

オバマ氏は「性的志向に関わらず、すべての人々の平等な権利を尊重する」と重ねて強調した。

ノースカロライナ州は「基本的なプライバシーとエチケットを守るために必要だ」(マックロリー知事)としてトイレ法を3月に成立させた。だが、元ビートルズのリンゴ・スターさんや、ロック歌手のブルース・スプリングスティーンさんが同法に抗議するため州内でのコンサートを中止。大手企業も同州での事業計画を見直すなどの影響が出ている。

英国政府は国民に対し、同州や、宗教上の理由で同性愛者に対するサービス提供の拒否を認めた南部ミシシッピ州への渡航注意を呼びかけており、キャメロン氏は記者会見で「差別を強めるのではなく、終わらせるために努力していくことが必要だ」と述べた。

トイレ法は米大統領選の共和党候補指名争いでも論争になっている。

先行する不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は五輪の男子陸上十種競技で金メダルを獲得し、性同一性障害を告白したケイトリン・ジェナーさんが自社ビルに来れば好きなトイレを選ばせると発言。「適切だと思うトイレを使えばいい」と述べた。

これに対し、トランプ氏を追うテッド・クルーズ上院議員(45)は「トイレの中で大人の男性と小さな女の子を2人きりにすべきではない。これは常識の問題だ」と批判した。

トイレの中で大人の男性と小さな女の子を2人きりにすべきではない。そうだね。なんで思い浮かばなかったかね自分。

で、前回は「男女共用トイレと多目的トイレの2種の併設」と書いたけど、色々と思案し次のような案を考えてみた。

  1. そのトイレで想定される高頻度利用者(男女問わず)の身長を平均する。
  2. 平均身長を境に利用者を分ける。それと別に多目的トイレも確保する。
    • 平均身長以上の利用者向け男女共用トイレ(全部個室) 想定利用者:成人
    • 平均身長未満の利用者向け男女共用トイレ(全部個室) 想定利用者:子供+背の低めな女性+年寄り
    • 多目的トイレ

背の低い男子に朗報?(何が?)

課題としては例えば「子供一人でまだトイレに行けないがための“親+子供”というケースはどちらに行かせるのか」。

というか、異性・性犯罪目当てで意図的にLGBT等を名乗るようなカスがいたらどうあがいても対処なんて無理じゃないか?っていう根本的な問題があるように思うんだけど…。

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