かげぺんBlog: 五輪エンブレム候補4作品の紹介方法に指示?
の続き。自分の中で何を表してるのかさっぱりわからない、日本らしさを全く連想できないからまず選外
だったA案となりました…。平野氏の指摘通り。
で、平野氏の4/9付の指摘よりも前の4/3の時点で以下のような指摘があったと知る…。はいはい出来レース。さすが五輪組織委。
これが公正? 新「五輪エンブレム選考」またデキレースか | 日刊ゲンダイDIGITAL
2016年4月3日
白紙撤回から7カ月。東京五輪の新たなエンブレムは応募総数約1万5000点から最終候補4作品に絞り込まれた。来週8日に、ようやく最終候補が公表されるが、選考コンペの公平性を揺るがす「欠陥」が日刊ゲンダイ本紙の調べで分かった。
五輪のエンブレムは、国際オリンピック委員会(IOC)が定めた数々の条件を求められるが、コンペを主催する東京五輪組織委員会は、そのIOC規定を応募要項で告知しなかったのだ。
規定の1つに「『社会の共有財産』と見なされるものと混同させるようなデザインを含まない」との条件がある。組織委は前回コンペの応募要項で、「社会の共有財産」の具体例として、「誰もが知っているようなシンボル 例:富士山」と説明していた。
「商標登録を行う際、事前に類似商標を避けるための措置で、富士山のほかには、日本を象徴する桜や扇子、芸者のシルエット、東京の街並みを表すデザインも抵触しかねません。ここ数大会の五輪エンブレムがおしなべて具象性に欠け、抽象的な幾何学模様ばかりなのは、この規定があるからです」(JOC関係者)
ところが、新エンブレムの募集要項を隅から隅まで読んでも、この厳しい規定は1行も出てこない。ましてや白紙撤回後は芸能人らによる新エンブレムの提案が相次ぎ、ネット上には富士山や桜をモチーフとした作品があふれていた。
さらに募集開始直前には2019年のラグビーW杯日本大会のエンブレムを発表。富士山と日の出をあしらったデザインを見れば、組織委が応募者への注意喚起を周知徹底しない方が不自然だ。「同じスポーツの国際大会でも五輪はダメ」と、アナウンスしてしかるべきで、これでは事前にIOC規定を知っていた応募者だけが圧倒的に優位になってしまう。
「前回のコンペに似てきましたね。当時は組織委のクリエーティブディレクターで、審査委員を兼ねていた電通出身の高崎卓馬氏が、審査基準として『デザインの展開力』を最重視。応募要項で『展開例は自由提出でよい』と記載していたにもかかわらずですよ。その結果、展開例を最も提出した佐野研二郎氏と未提出者の間で圧倒的な評価の差が付き、そのことが出来レースを疑われる事態を招いたのです」(デザイン業界関係者)
すでにデザイン業界では、「今回も五輪を仕切る広告代理店と関係が深いH氏の作品で決まり」ともっぱらだ。はたして組織委は公正なコンペと言い切れるのか。戦略広報課はこう答えた。
「募集要項を定めるにあたっては、普段デザインのお仕事をされていない方でも応募できるように、誰にでもわかりやすい条件のみといたしました。そのため、応募要項に記載されていない条件(本紙注=富士山などをあしらうこと)のみを理由として、落選という判断はしておりません」
IOC規定を知らずに応募した人々は怒りの声をあげるべきだ。
4作とも佐野ブレムよりはマシだけど…水引きのやつと桜リースのやつが強力すぎた。といってもその2つとも「『社会の共有財産』と見なされるものと混同させるようなデザインを含まない」
に引っかかってアウト、と。
真に国民の声を反映をいうなら、マイナンバー紐付け日本人限定国民投票ぐらいしないことには、また五輪組織委の出来レースになるでしょコレ。(わざわざマイナンバー紐付けとするのは、Web不正投票に定評のある某半島国対策。)…政治や外交なんてほぼ全て茶番劇
というありがたいお言葉を思い返すに至る。
東京五輪エンブレム:午後決定へ…最終審査始まる - 毎日新聞
毎日新聞2016年4月25日 11時15分(最終更新 4月25日 13時38分)
2020年東京五輪・パラリンピック組織委のエンブレム委員会で、最終審査の会合に臨む委員ら=東京都港区で2016年4月25日午前11時2分(代表撮影)
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は25日、東京都内でエンブレム委員会を開き、公式エンブレムの最終候補4点から1作品を選ぶ最終審査を始めた。国民の意見などを踏まえながら委員21人の投票で過半数を得た1作品が、理事会の承認を得て午後に発表される。昨年9月に旧作品が白紙撤回され、約8カ月かけて選び直した大会のシンボルがようやく決まる。
エンブレムは一般公募の1万4599点から最終候補4作品に絞り8日に公表し、国民から延べ4万人を超える意見が寄せられた。候補作を公表後、現在まで著作権、商標登録権者などから権利侵害を訴えるケースはなかったという。エンブレム委員会は国民の意見の傾向を公表した。
「ポジティブな意見が大多数を占めた」と評されたのが作品D。「晴れやかな顔、花咲く」で自己ベストを尽くすアスリートらの晴れやかな表情、感動の動きを空に向いて開花するアサガオに重ねたデザインは「日本らしさを感じる」「明るいイメージ」があるとの意見が寄せられた。「力強さに欠ける」との否定的な声もあった。
作品Bと作品Cは「ポジティブな意見が多数」だったという。作品Bは平和や調和の「和」を表現した「つなぐ輪、広がる和」をイメージしており「一体感を感じる」との意見があったが「日本らしさが感じられない」との印象も寄せられた。風神・雷神をモチーフにした作品Cは「力強さがある」と評価された一方、「風神と言われないと分からない」との見方もあった。
江戸時代の「市松模様(いちまつもよう)」が特徴の作品Aは「伝統を感じる」などというポジティブな意見と「地味」「躍動感を感じない」というネガティブな意見があった。【浅妻博之】
作品A 投票1回目で過半数に - NHK 首都圏 NEWS WEB
04月25日 15時56分
エンブレム委員会の宮田亮平委員長は、新しいエンブレムの発表後、投票の経緯を明らかにしました。
それによりますと、25日行われたエンブレム委員会の最終審査では、欠席した1人を含む委員21人によって1回目の投票が行われ、「市松模様」が特徴の作品Aが13票、「輪」を表現した作品Bが1票、「風神・雷神」をイメージした作品Cが2票、朝顔の花が特徴の作品Dが5票を獲得したということです。
この結果、作品Aが過半数を獲得し、エンブレム委員会として採用を決め、その後、組織委員会の理事会で満場一致で承認され、正式に決まったということです。
宮田委員長は「この瞬間からこのエンブレムが東京大会の顔となる。
ぜひこのエンブレムを愛してもらい、2020年まで応援し続けてほしい」と話していました。
宮田委員長、ネットで“A案ありき”の声に憤慨「大変腹立たしかった」 - スポーツ - SANSPO.COM(サンスポ)
2016.4.25 18:03
五輪・東京2020大会エンブレム発表会 採用作品を発表する王貞治委員と宮田委員長=25日午後、東京都港区(撮影・春名中)
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は25日、東京都内でエンブレム委員会と理事会を開催。白紙撤回となっていた大会公式エンブレムの再選定を行い、五輪とパラリンピックが一対になった最終候補4作品から作品A「組市松紋」を選定したと発表。発表会終了後に記者会見を行った。
会見には発表会に引き続き宮田亮平委員長、王貞治エンブレム委員会委員、武藤敏郎事務総長、A案をデザインした野老朝雄氏が出席した。
今回のエンブレム選考のテーマは“参画”だと武藤事務総長は説明。「こうしたエンブレムの選考はIOC(国際オリンピック委員会)、IPC(国際パラリンピック委員会)の歴史上初めての採用」だったという。「チャレンジングな取り組みだったが、今後のモデルとなるのではないだろうか」と自負した。
委員会でのエンブレムの評価に宮田委員長は「シンプルで良い」「日本の伝統、粋を感じる」「クールな印象」といった好意的な意見が多かったが、逆に「地味である」「目がチカチカする」といった意見もあったという。慎重な議論を何度も行った末に「組市松紋」を決定した経緯を話すと「難題を乗り越えたことを誇りに思う」と満足気だった。
王委員は「議論を重ねてきて、こんな世界があるのかと大変新鮮でした。みなさんの意見が出て、大変勉強になりました」と委員会の活動を振り返った。「公明正大に野老さんの作品が選ばれたことを胸を張ってみなさんにお伝えできる。日本といったイメージにぴったりのこの作品をみなさんに大切にしていただいて、大きく育てていただければいいと思います」と話した。
野老氏は「参画できて、ここにいることを誇りに思います」と感無量の様子。「単純にこだわった所は、一つ一つのピースを数えると45個なんですが、オリンピック・パラリンピックも使っている要素として、同じピースを組み立てる、つなげていくこと。それはずっと考え続けてきたことです」とエンブレムのコンセプトを語った。
さらに「単色にしようと思ったのは江戸小紋のような紺地に白であったり、黒字に金の漆といった潔い表現ができたらと。夏に行われる大会ですので、涼しげなものがいいかなと思いました」と説明した。
国民参画がテーマだとしたエンブレム選考。最終候補4作品についてインターネットで意見を募集したことに対し、宮田委員長は「気になることが1つ、例えばなんですが…」と前置きをしつつ、「A案ありきという指摘が流れた。それに対して、公明正大に審査をやってきたことに、最初からA案ありきという考えがまかれたときに大変腹立たしかった。考えているものと違うを物を流されたことに憤りを感じた」とチクリ。
さらに、宮田委員長は委員会を振り返り「ヨイショじゃないですけど、収拾つかいないときに王さんに話を振ると、これが『ホームラン』になるんですよ。たった一言で委員会がまとまるんです」と、王委員の“カリスマ性”を絶賛した。
東京五輪エンブレム:選考過程の透明化に腐心 - 毎日新聞
毎日新聞2016年4月25日 23時28分(最終更新 4月25日 23時36分)
新しい大会エンブレムと最終候補作品
2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムが25日、決まった。類似性も指摘された旧エンブレムの白紙撤回から約8カ月。前回の反省から、国民参画と選考過程の透明化に腐心し、最終候補4作品を事前公開した異例の展開をたどった。「生まれたばかりの赤ちゃんのようなもの。育てて2020年には世界に羽ばたくことを願っている」。東京都内で記者会見した大会組織委エンブレム委員会の宮田亮平委員長(文化庁長官)が訴えた。【藤野智成、新井隆一】
エンブレム委員会は昨年9月末の初会合から数えて15回に及び、約110時間を費やしてきた。最後は有識者21人による投票でアーティストの野老朝雄さん(46)の作品Aが1回目で過半数の13票を獲得して決まった。但木敬一委員(元検事総長)は「みんなで議論して、意見は集約されていた。江戸の粋が、みなさんの心を捉えたということだろう」と語った。
旧エンブレムが発表されたのは開幕まで5年となった昨年7月24日。新国立競技場の旧建設計画が総工費の高騰から白紙撤回になって1週間後だった。「新国立の問題を挽回する救世主として登板したが、いきなり満塁ホームランを打たれたようなもの」。その後、ベルギーのリエージュ劇場から類似性を指摘され、降板に追い込まれた旧エンブレムを巡る騒ぎを政府関係者は苦々しく振り返る。撤回後の内部調査で公募の際、8人のデザイナーに参加要請文書が送られていたことや、1次審査で投票操作があったことも発覚。「密室性」に批判が集まった。
その苦い経験を出発点として今回の選考は石橋をたたいて渡るように時間とコストを要した。公募で集めた約1万5000点を吟味して、最終候補4作品は1点約2000万円掛かる商標調査と商標登録の出願手続きを済ませて公開した。組織委によると、現段階で商標登録や著作権の侵害で訴える例はないといい、類似性の懸念はひとまずクリア。ある委員は最終候補4作品が「ネットが炎上せずにホッとした」と話した。
また、ネットで国民の意見を募集することで「密室批判」をかわすことにも気を使った。組織委によると、最終候補4作品に集まった意見は4万人超から11万件。組織委が数値化したキーワード別の傾向では作品A「組市松紋」は「日本らしさ・東京らしさ」を感じるという評価が72%に上ったが、好意的な意見ばかりではなく、ネット上で盛んだった人気投票でも本命ではなかった。もっとも象徴的だったのはシンプルな色合いが「地味」との声。しかし、野老さんは「色をつけると何億乗もの可能性が出てくる。みんなが色をつける塗り絵のようなもの」と説明する。他作品に比べ、変化や応用がしやすく、さまざまな展開ができる可能性を秘めている「組市松紋」が商業的な面でも評価を集めたとみられる。
冷めた見方もある。大会準備に向けては、コストの増大が懸念される会場整備の問題や、サイバーセキュリティー対策など課題が山積している。「他に優先度の高い作業があったが、エンブレムの選考に重装備で必要以上に時間をかけた。組織委は批判を浴びないことに躍起で、それだけ追い詰められていた」と、大会招致段階から携わる政府関係者は同情する。
発表会見には、大会の準備状況を監督する調整委員長を務める国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ副会長も同席して「エンブレムは世界中の人々に親しみを持って受け入れられるものになると思う」と評価した。その期待に沿えるかは、大会の本質である今後の運営こそがカギを握る。
野老朝雄。名字は今後も高確率で読めないな、うん。どうでもいいけどHTMLのrubyタグ(ruby要素)、XHTML1.1→HTML5でも迷走してたのかな。ruby属性のほうがいいな…。ついでに自分が探し求めていた要素一覧ページのイメージに限りなく近いコンテンツ・モデルもメモ。
マツコ、佐野氏の五輪エンブレムを再評価「よくできてたんだな」 - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ)
2016.4.25 18:27
タレント、マツコ・デラックス(43)が25日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・0)に生出演。この日決定した東京五輪・パラリンピックの大会公式エンブレムについてコメントした。
マツコは、決定した野老朝雄氏の(Aの)作品「組市松紋」について、「決してAが何か秀でている感じはしない」と辛口のコメント。「他のはありがちな作品。一番ちがうものにみえるからかな」と選定の理由を分析した。
さらには、昨年7月に発表され、盗用疑惑が拡大し、前代未聞の白紙撤回に至った佐野研二郎氏デザインの作品について「パクリだったかもしんないけど、あのエンブレムってよくできてたんだな」と改めて評価。「いろいろあって、ああいうふうにごちゃごちゃして揉めて、みんながすごく注意して作ると、凡庸なものになるのよね」と、慎重に作成したことで、最終候補4作品が無難なものになったのではないかと語った。
佐野が自ら作り上げずにパクり、そのうえ配色等で劣化。どこがよくできてたのか。
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