2016年4月7日木曜日

障害者の駐禁除外標章、相次ぐ不正 家族「あればタダ」

障害者の駐禁除外標章、相次ぐ不正 家族「あればタダ」:朝日新聞デジタル

荻原千明、中島嘉克

2016年4月5日15時59分

大阪府警の集中取り締まり。警察官が標章の不正使用を確認した車に駐車監視員が「駐車違反」のステッカーを貼った=2月22日午後、大阪市北区(ステッカーの一部にモザイクをかけています)

駐車禁止の場所にも車を止められるように障害者に交付される「駐車禁止除外標章」。大阪府警が大阪・梅田で取り締まったところ、4割近くが不正に使われている実態が浮かび上がった。多くは障害者の家族によるもので、府警は対策を強化している。

大阪・梅田の新御堂筋。2月下旬、チケット制のパーキングに止めた車を府警の警察官が1台1台チェックしていた。ダッシュボード上に「歩行困難者使用中」と書いた標章があると連絡先を調べて電話をかけたり、戻ってきた運転手に話を聴いたりする。一帯のパーキング・チケットで実施した集中取り締まりだ。

標章があれば60分300円のチケットを買わずに時間制限なく止められる。この日、標章を置いていた26台のうち14台(54%)は交付された本人が自宅にいるなどし、不正使用だと確認された。

ワゴン車に戻ってきた男性を警察官3人が囲んだ。男性に障害はない。「標章は弟のもの。弟を送った後、自分の用事で使ってしまった」と言い、駐車違反の青切符(交通反則切符)を交付された。

府警は昨年11月以降に集中取り締まりを5回実施。標章を置いていた計126台のうち47台(37%)に青切符を交付した。多くが家族による不正使用だった。

別の日、記者が同じ場所で取材していると、男性(44)が標章を置いてワゴン車から降りてきた。標章は寝たきりの60代の父親のもの。「父を病院に送り迎えするため」などとして交付を受けたが、この日は1人で買い物に来たという。「梅田は駐車料金が高い。標章があればタダ。みんなやってるんじゃないですか」と言って立ち去った。

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デスヨネー。家族以外が特に問題。

ぱっと浮かんだ対策としては…「駐車禁止除外標章」に(名前と)顔写真いれるとか。

車両標識、車に貼るマーク、100均とかあちこちで売ってるけど、「免許センターだけでしか入手できない・適宜返還しないといけない・不適切な使用は罰金」とかした方がいいと思っている。

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